テレビで放映された食材トピックスの中から食材の栄養素やレシピの話題を1つピックアップ。
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2021-09-15 11:13:32

健康によく、大ブームの3大ミルクとして紹介していたのは「牛乳」「豆乳」「アーモンドミルク」の3つ。
今回は、「今気になる症状に最適なミルクとは?」というテーマで症状別にご紹介していきます。
■肌の悩み
肌の悩みに最適なのは豆乳。肌に働くイソフラボンが豊富に入っているのがその理由です。
肌には肌のツヤ・ハリに関係するコラーゲンがあり、豆乳に含まれるイソフラボンがコラーゲンの生まれ変わりを促進することで、シワ対策につながるとのこと。
また、シミの原因であるメラニンの生成を抑える働きも期待されます。
そんな豆乳は、1日に200mlのものを1~2本飲むのがよく、朝に飲むのがおすすめとのこと。
ただし、豆乳を沸騰させると肌に働くイソフラボンパワーが減少するため、調理に使用する際などは注意が必要です。
■肥満
コロナ禍の巣ごもり生活で気になるのが体重増。
そんな中で肥満対策によいといわれるのがアーモンドミルクです。
アーモンドミルクの糖、カロリーを比較すると、100gあたりの糖質は牛乳4.8g、豆乳2.9gに対して、アーモンドミルクは0.81gであり、カロリーは牛乳61kcal、豆乳44kcalに対して、アーモンドミルクは15kcalです。
また、脂質も牛乳3.8g、豆乳2gに対して、アーモンドミルクは1.22gと抑えられています。
アーモンドミルクに含まれる脂質のほとんどはオレイン酸ですが、オレイン酸には体の余分な脂を排出する効果が期待されるとともに、満腹中枢を刺激し、食事量が減る効果も期待できるそう。
そんなアーモンドミルクを飲むベストタイミングは、食事の1時間前頃とのことです。
■胃・腸の悩み
夏に冷たいものを食べすぎるなどしてダメージが蓄積し、この時期疲れがくるといわれる胃や腸。そんな胃・腸の悩みに最適なのが豆乳です。
豆乳の大豆オリゴ糖は、消化・吸収されず大腸に届いて善玉菌のエサになるといわれており、善玉菌が増えることで悪玉菌の活動を抑え、腸の疲労が改善します。
そのため、腸内環境が改善し、便秘改善の効果も期待できます。
また、大豆たんぱく質が胃の粘膜を保護する効果があるとのことです。
腸の調子が気になる人におすすめなのは「きな粉豆乳」。豊富な食物繊維が腸内の善玉菌のエサとなります。
その他にも、筋肉量アップに効果に期待できるものとして、成分のたんぱく質に「ホエイ」と「カゼイン」が含まれる牛乳が紹介された他、これからの季節に気をつけたい風邪予防にはアーモンドミルク、コロナ禍のマスク着用で起こりがちの頭痛対策には豆乳がよいとも紹介していました。
気になる症状に合わせたミルクを飲み分けて、日々の生活を快適に過ごしていきたいですね。