テレビで放映された食材トピックスの中から食材の栄養素やレシピの話題を1つピックアップ。
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2021-02-17 11:18:15

ホンビノス貝は、アサリよりも大きく、うまみ成分はアサリと比較して5倍以上もある貝で、価格はハマグリの1/3程度、アサリの2/3程度と家計にも優しい貝です。
ホンビノス貝の特徴は、安くておいしいだけでなく、砂抜きの必要がないため、便利で扱いやすい食材であること。
殻をしっかり洗ったら、すぐに料理に使えます。
砂抜きの必要がないのは、アサリが砂地に生息しているのに対し、ホンビノス貝は泥地が生息地であるため、砂をかむことがないからだそう。
ここで、貝料理専門店店主が教える、ホンビノス貝のおいしさをシンプルに味わえる「酒蒸し」の作り方をご紹介します。
■作り方(材料:2~3人分)
1.洗ったホンビノス貝(8個)、酒(100ml)、水(200ml)を鍋に入れ、強火にかける。
2.貝の口が開いたら皿に取る。
3.鍋の煮汁に塩(少々)を入れ、味を整える。
4.2に3と万能ねぎ(少々)をかけたら完成。
ポイントは、あさりの酒蒸しと比べて水を多めに入れること(1の工程)。
ホンビノス貝は口が開くまでに時間がかかるそうで、多めの水を入れることで、殻が厚いホンビノス貝でも早くふっくらと火が通るそう。
また、ホンビノス貝の身は火を入れすぎるとかたくなってしまうため、口が開いたら早めに取り出すことが重要とのことです。
次に、ホンビノスラーメンを提供するラーメン店オーナーによる、うまみ成分のコハク酸をさらにアップさせる方法をご紹介。
その方法は、水からあげた状態のホンビノス貝にぬれタオルをかぶせ、冷蔵庫に2日間置いておくだけ。
ホンビノス貝は、水からあげておくと酸素不足に陥り、酸素を使わずにエネルギーを生み出そうとするのですが、その過程でコハク酸が通常の約4倍に増えるのだそうです。
ただし、消費期限内には食べるよう注意が必要です。
また、ホンビノス貝は、インスタントラーメンにもおすすめとのこと。
水を張った鍋で貝の口が開くまで火にかけ、貝を取り出したら、煮汁でラーメン(塩味)を作り、ホンビノス貝とバターを乗せたら完成とのことですが、貝から塩分が出るため、粉末スープは控えめにすることがポイントと解説していました。
安くておいしく、手軽に使えるホンビノス貝をぜひ使ってみたいものですね。