テレビで放映された食材トピックスの中から食材の栄養素やレシピの話題を1つピックアップ。
アプリ「グゥテレ」なら、この他にもテレビで放送された食の情報をタイムリーにチェックできます。
アプリ「グゥテレ」なら、この他にもテレビで放送された食の情報をタイムリーにチェックできます。

2020-05-26 10:55:14

番組によると、玉露は茶葉を摘み取るのは年に1回のみで、一番茶だけを摘んでいるそうです。
さらに、煎茶とは異なり、玉露は新芽が出ると稲わらで編んだ「こも」とよばれるもので、畑を覆って20日ほど育てるそうです。
こもをかけることで、日光を遮り、苦味成分などがお茶の葉にでることを防ぎ、さらにアミノ酸などのうまみ成分を葉に蓄えることができます。
こういった手の込んだ栽培が必要となるため高級品となるそうです。
玉露をスタジオで試飲したところ、出演者は「なにこれ、ダシ?知ってるお茶じゃないよ」などと驚いていました。
品評会で1位になる玉露は8グラムで1万円もしますが、一般的な玉露は100gで2000円程度です。
煎茶と比べると旨味成分が4割高く渋みが3割少ないらしく、50度のお湯で入れるのが一番いいのだとか。
また、お茶を入れて飲むだけではなく、茶殻を食べるのも楽しみ方の1つで、番組では塩か塩ポン酢で食べる方法がおすすめされていました。
茶殻にはお茶に溶け出していない、βカロテン、ビタミンE、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれているので、茶殻を捨てるのはもったいないのだそうです。
番組内では「玉露茶殻のサラダ寿司」や「茶殻を使った万能ソース」も紹介されていました。
玉露を楽しむ時は、お茶だけでなく茶殻を使った料理も堪能したいですね。