テレビで放映された食材トピックスの中から食材の栄養素やレシピの話題を1つピックアップ。
アプリ「グゥテレ」なら、この他にもテレビで放送された食の情報をタイムリーにチェックできます。
アプリ「グゥテレ」なら、この他にもテレビで放送された食の情報をタイムリーにチェックできます。

2023-04-08 09:00:57

休日は、これまでの記事からおすすめ記事を再掲載!
2022年4月5日(火)のレッスン!今でしょでは、1日1パック食べると死亡リスク10%減、免疫力UPといった効果が期待され、2021年の市場規模は2,595億円にもなったといわれる「納豆」について放送していました。今回は、番組で紹介された納豆と混ぜるとよい食材や納豆の混ぜ方など、最高の納豆の食べ方についてご紹介します。
■納豆と一緒に混ぜるとよい食材
ある調査によると、日本人が納豆に混ぜる食材は
・第3位「オクラ」
・第2位「卵」
・第1位「ねぎ」
とのことですが、番組に出演した専門家たちによる医学的にも理にかなった「ちょい足し食材」は、
・第3位「山芋」
→山芋には難消化性のでんぷんが含まれており、腸内環境を整える。
・第2位「しらす」
→納豆のビタミンKの働きでカルシウムの吸収をアップさせ、骨粗しょう症予防が期待できる。
・第1位「ねぎ」
→ねぎに含まれる硫化アリルが納豆のビタミンB群の吸収を助ける。
とのこと。納豆にはビタミンCが不足しているそうですが、第1位のねぎを加えることでタンパク質にビタミン・ミネラルも一緒に摂取することができるようになるため、おすすめなのだそうです。
■納豆を混ぜる回数
納豆の発酵の過程で、血管内の血栓を溶かして血流改善が期待できる栄養成分「ナットウキナーゼ」が生み出されますが、納豆を混ぜる回数により、ナットウキナーゼや味に変化が起きます。
胃の中に食べ物が入ると、胃酸が細菌を殺菌したり食べ物の消化を助けたりしますが、納豆の場合は胃酸によりナットウキナーゼも減ってしまいます。
そこで、納豆を多く混ぜてよりネバネバさせることでバリアとなり、ナットウキナーゼが胃酸で溶けるのを防いでくれるそうで、効率よくナットウキナーゼを吸収するためは25回以上混ぜるとよいとのこと。
味に関しても、混ぜることでうまみ成分がアップするそうで、少なくとも25回混ぜることで確実においしくなったと思えるのだそうです。
また、「納豆かき混ぜ棒」という道具を使うことで、箸で混ぜる場合の4倍(納豆かき混ぜ棒で25回混ぜると箸で100回混ぜた場合のうま味成分と同等)の混ぜパワーがあるとも紹介されていました。
■納豆のタレを混ぜる順番
納豆のタレを混ぜる順番によっても、ナットウキナーゼに変化があるそうです。
ネバネバが多いとナットウキナーゼが胃酸で溶けるのを防ぎますが、ネバネバを多くするためには納豆を混ぜた後にタレを入れるのがよいとのこと。
味に関しても、納豆を混ぜた後に入れるほうがおいしいそうです。
また、食べるタイミングでも成分に違いがあり、納豆菌が増えた状態で食べるためには賞味期限直前に、納豆を冷蔵庫から出して30分置いてから食べるとよいとも紹介していました。
納豆の混ぜ方、食べ方を極めて、効率よくおいしく食べていきたいものですね。