テレビで放映された食材トピックスの中から食材の栄養素やレシピの話題を1つピックアップ。
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2025-05-11 09:06:56

休日は、これまでの記事からおすすめ記事を再掲載!
2023年5月5日(金)のモーニングショーでは、「腸内フローラ」の活性化方法について放送していました。健康に大きく影響するといわれる腸内フローラ。
最新の研究では、腸とやる気などの感情はお互いに密接に関係して影響を及ぼしあうそうで、慢性的なストレスを感じる時は腸内の乳酸菌が減少し、腸の免疫細胞が脳へいくことでうつ病を発症する可能性もあるのだとか。
腸内フローラとは、腸内に約1,000種類、約40兆個もある細菌の様子が大腸を中心としてお花畑のようなイメージになっていることを表す言葉ですが、そんな腸内フローラは多様性であること(たくさんの種類の菌が腸内にあり、いろいろな状況に対応できるようにすること)が大事とのこと。
そして、腸内フローラは、人によって5つのタイプに分けることができるのだそうです。
今回は、そんな腸内フローラのタイプと、タイプ別の摂るべき食べ物についてご紹介します。
まずは腸内フローラのタイプについて。
①タイプA:たんぱく・脂肪タイプ
から揚げ・ごはん・みそ汁の組み合わせのような食事を好む人があてはまりやすいタイプです。
②タイプB:バランス食タイプ
ロールキャベツ・スープ・ヨーグルト・マメサラダ・ごはんの組み合わせのような三大栄養素をバランスよく摂取する人があてはまりやすいタイプです。
③タイプC:アンバランス食タイプ
ラーメン・半チャーハンの組み合わせのような炭水化物に偏った食事を好む人があてはまりやすいタイプです。
④タイプD:たんぱく・脂肪・糖タイプ
ハンバーガー・ポテト・炭酸飲料の組み合わせのようなたんぱく・脂肪・糖が多い食事を好む人があてはまりやすいタイプです。
⑤タイプE:ヘルシー食タイプ
魚・納豆・みそ汁・ごはん・野菜の組み合わせのような野菜や魚が多くバランスのよい食事をを好む人があてはまりやすいタイプです。
どのタイプがいいというわけではなく、共通して重要なのはそれぞれのタイプにある細菌のポテンシャルを発揮してもらうこと。
腸内細菌は、エサを食べる時に代謝物質「短鎖脂肪酸」を出しますが、この短鎖脂肪酸が健康を維持する上で極めて重要な物質です。
短鎖脂肪酸は、便秘改善/肌質改善/肥満抑制/感染症予防/アレルギー抑制などさまざまな効果があるため、この短鎖脂肪酸をつくりだすために適切なエサ(食事)を届けてあげることが重要と紹介していました。
そんな短鎖脂肪酸を増やすには、タイプAにはイモ類・豆類を、タイプBには玉ねぎ・バナナを、タイプCにはニンニク・ごぼう・キクイモ・チコリを、Dには牛乳・ヨーグルトなどを、Eには大麦・雑穀を摂取するとよいとのこと。
腸内フローラは、人間ドックのオプション検査や腸内フローラ検査キットで調べることができるそうで、腸内フローラを調べてどの細菌が自分のメインプレーヤーかを知ることで、短鎖脂肪酸を増やすエサを適切に取り入れることができるとも紹介していました。
自分の腸のタイプを知って必要な食事をすることで、健康を維持した生活を送りたいものですね。