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愛知県と沖縄県に学ぶ「腸のオアシス化」によい食材とは?
2024-07-01 11:15:06
6月30日(日)の健康カプセル!ゲンキの時間では、「夏の便秘を防ぐ!腸のオアシス化」と題して、便秘について放送していました。



もうすぐ夏本番のこの時期に気をつけたい健康トラブルの1つが便秘です。



夏は、大量の汗をかくことで便に含まれる水分量が減少するため、「大腸の砂漠化」が起きやすくなってしまうとのこと。



すると、便秘のみならず、腸に集中している免疫細胞の機能が低下し、感染症やアレルギー性疾患などさまざまな病気につながるおそれもあるのだとか。



そこで参考にしたいのが「胃腸の不調が少ない県」(厚生労働省「2022年国民生活基礎調査」)1位の愛知県です。



そんな愛知県でみられる「腸のオアシス化」の秘訣をご紹介します。



(1)朝のモーニング

朝食を摂ると、胃腸のぜん道運動が活発になるそうで、朝しっかりと食べる愛知県のモーニング文化は、とても重要なのだそうです。



モーニングの定番メニュー「小倉トースト」に含まれる小豆は食物繊維が豊富です。



さらに、加熱された小豆のでんぷんは「レジスタントスターチ」という小腸で分解されにくいでんぷんに変わり、食物繊維と同様の便をつくる働きをしたり、善玉菌のエサになったりするため、腸内環境が改善するのだとか。



レジスタントスターチは、加熱後に冷やすことで増える性質があるため、冷めたおにぎりや、冷製パスタなどもよいそうです。



(2)味噌

発酵食品の味噌に含まれる菌は、腸内環境を改善する効果が期待できるそうですが、味噌の中でも愛知県で愛されている「赤味噌」の発酵・熟成の過程でできる「メラノイジン」という成分は、善玉菌を増やして便通改善・血糖値の上昇抑制・抗酸化力を高める効果が期待できるのだとか。



(3)キャベツ

愛知県はキャベツの年間出荷量が日本一。



キャベツは食物繊維が豊富に含まれますが、胃腸を保護する成分のビタミンUや、腸のぜん動運動を刺激する効果が期待できるビタミンCが豊富に含まれているとのことです。



そして、「便秘が少ない県」1位として挙げられていた沖縄県にも、愛知県のように腸のオアシス化に対する秘訣があります。



(1)カツオ節

沖縄県は、カツオ節の消費量が日本一で全国平均の約4倍だそうですが、カツオ節には、胃腸の運動を活発化させて腸内環境を改善する効果が期待できるイノシン酸やグルタミン酸などが豊富に含まれています。



(2)海藻

沖縄県で同じく消費量の多い昆布・海ぶどう・もずくなどの海藻類は、便を軟らかくする水溶性食物繊維が豊富なため、排便をスムーズにする効果が期待できるのだとか。



(3)キウイ

沖縄県で輸入量が右肩上がりになっているキウイは、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がどちらも多く、便通改善に効果的なのだそうです。



そんなキウイを使ったおすすめのレシピが「甘酒とキウイのスムージー」です。



甘酒(米麹)100ml・豆乳100ml・キウイ1個・氷をミキサーで混ぜるだけのこのレシピには、味噌にも含まれている麹菌、さらには食物繊維、オリゴ糖も豊富に含まれているそうです。



愛知県や沖縄県の食文化を参考にした食生活を送って、夏も便秘になることなく健康に過ごしたいものですね。


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