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気づきにくい腎臓病の予防に!「麦ごはん」
2023-11-27 12:12:05
11月26日(日)の健康カプセル!ゲンキの時間では、腎臓病について放送していました。



腎臓病の治療の1つである人工透析の患者数は年々増え続けている昨今、成人の約8人に1人が慢性腎臓病と考えられているそうです。



慢性腎臓病とは通称CKDと呼ばれ、何らかの原因で腎機能の低下や腎臓の障害が3か月以上続いた状態のことだそうで、新たな国民病ともいわれているのだとか。



腎臓には、糸球体という毛細血管でできた組織が左右に約80万個ずつあり、ここに血液が流れると濾過され、赤血球やたんぱく質などの栄養分は血液に残り、老廃物や毒素・余分な水分などは尿として排出されるそうですが、糸球体がダメージを受けて壊れると濾過機能を失い、たんぱく質や赤血球が尿の中に漏れ出してしまうとのこと。



腎機能が低下すると心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高まるそうで、番組に出演していたドクターによると、自覚症状がないことが問題で、症状が現れるころには腎機能がとても低下している状態なのだそうです。



そんな腎臓病を早く見つけることができるのが「eGFR」のチェックです。



eGFRは、性別・年齢・血液中のクレアチニンから算出される数値で、「腎臓がどれくらい血液中の老廃物を濾過できるか」を表しており、健康診断などの血液検査で測定することができるのだそう。



腎臓も老化することから50代以降はeGFRも徐々に下がる傾向にあるそうで、生活習慣を改めることで多くの数値は改善するものの、一度下がると元には戻らないので40〜50代からは特に注意が必要なのだとか。



中高年の腎機能を低下させる2大要因は、「塩分の多い食事」と「糖尿病」です。



塩分を多く摂取して血圧が高くなると、腎臓の濾過膜にかかる圧力も強くなるため、膜を破壊してしまうそうです。



また、塩分を摂り過ぎると喉が渇いてたくさん水分を摂取するため、身体の水分量が増加して、濾過にかかる圧力がより上昇してしまうのだそうです。



そして、糖尿病については、血糖値が高くなると血管がダメージを受けますが、血管の塊である腎臓の糸球体はその影響を受けやすい場所のため、腎機能が落ち透析が必要になるのだとか。



そんな腎臓をいたわるのにドクターがおすすめしていたのが「麦ごはん」です。



食事で腎臓をいたわるには、白米に麦などの穀物を加えるのがおすすめとのこと。



麦などに含まれるカリウムには塩分を排出する働きがあり、主食を少し変えることで毎日安定してカリウムやカルシウムを摂取できるそうです。



日頃意識しにくい腎臓のことも意識して、今後は腎臓をいたわる生活も心がけたいものですね。


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