4月16日（土）のごはんジャパンでは、千葉県館山市で作られる「はちみつ」について紹介していました。



番組では、2018年度館山市ふるさと納税人気ランキングで1位となった「菜の花はちみつ」を作っている養蜂家を訪ねました。



こちらでは、はちみつの良さを知ってもらおうとカフェを併設しており、「はちみつビーフカレー」が人気だそうです。



はちみつビーフカレーは、風味を良くするために仕上げにはちみつを足し、更にはちみつを入れてごはんを炊いているのだとか。



ここで、はちみつの美味しさの秘密を2つご紹介。



・はちみつを入れるタイミングでカレーのとろみがかわる！？



カレーのとろみは、ルウに含まれる小麦粉のデンプンから生まれますが、はちみつにはアミラーゼというデンプンを分解する酵素が入っており、とろみをなくす効果があるとのこと。



仕上げにはちみつを入れるとサラサラカレーに、先に具材にはちみつを入れて煮込むとトロトロカレーになるそうです。



・はちみつの風味が違う秘密

ミツバチは植物の花の蜜を集めてはちみつを作りますが、花の蜜は花によって香り成分が違うそうです。



さくらにはベンズアルデヒドという香り成分がありはちみつに甘い香りが移って濃厚な甘みに、ラベンダーは酢酸リナリル・リナロールなどの芳香性の香り成分によってキレのある風味に。



そして、菜の花はグルコシノレートという香り成分が含まれていますが香り自体が弱いのでクセのないまろやかな風味になるのだそうです。



今回は、プロの味を再現できるフレンチトーストレシピ＆超簡単トーストレシピをご紹介します。



「ふわとろフレンチトースト（1枚分）」



卵黄（1個）、グラニュー糖（10ｇ）、はちみつ（10ｇ）、バニラエッセンス（少々）を混ぜ合わせ、更に牛乳（100cc）と生クリーム（25cc）を加えて混ぜ、口どけを良くするため濾しておきます。



それを湯せんで人肌（30℃ほど）に温めます。

卵液を人肌に温めることでパンに染み込みやすくなるそうです。



食パン（5枚切り、1枚）を半分に切り、卵液を軽く浸す程度に染み込ませます。



熱したフライパンにバター（たっぷり）を溶かし、食パンを入れ、中火で両面をこんがりと焼きます。



いちご（5個）、レモンジュース（5cc）、はちみつ（15ｇ）をミキサーで混ぜ合わせてソースを作り、フレンチトーストにかけたら完成です。



「はちみつトースト（1枚分）」



湯せんで溶かしたバター（10ｇ）とはちみつ（20ｇ）を食パン（1枚）にたっぷりと塗ります。



フライパンにはちみつ（適量）を垂らし、食パンを焼いたら出来上がり。



いつものフレンチトーストをはちみつ＆プロのレシピでさらに美味しく味わってみてはいかがでしょうか。