テレビで放映された食材トピックスの中から食材の栄養素やレシピの話題を1つピックアップ。
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2025-06-09 12:10:10

番組で訪れたのは、高知県高知市です。
この地で今脚光を浴びている食材。それが「すじ青のり」です。
実は青のりにはいろいろな種類があるそうで、我々が日頃よく目にするのは「ウスバアオノリ」という種類で、収穫量が多くリーズナブルであることから、市販のものの多くに使用されているのだとか。
一方で今回紹介するすじ青のりは、香り・口溶け・色鮮やかさが桁違いの、青のり界で最高級品種だそうです。
番組に出演していたすじ青のりの名人の会社では、このすじ青のりを陸上栽培しています。
陸上栽培にする理由は、近年の海水温上昇で海藻を食べるウニなどが活発化していることから、海での栽培ではノリを食べ尽くされてしまい、育たなくなってしまうからなのだそう。
そして、この名人の会社では、どうしたらすじ青のりをおいしく食べられるかを開発する料理人も在籍しているとのことで、これまでに500以上の海藻レシピを開発してきたそうです。
今回は、名人の会社のパートナーシェフが教えるすじ青のりのおいしいアレンジレシピをご紹介します。
「すじ青のりの天ぷら」(4人前)
1.天ぷら粉(50g)と水(80㏄+α)を混ぜ合わせたら、すじ青のり(生;80g)を全て入れて手で混ぜる
2.手で引きちぎるようにしてすじ青のりをつまみとり、170℃の油で1分程度揚げる
3.仕上がりに塩(適量)を軽く振って完成
番組では、薄くとることでカリカリにした天ぷらと、お団子状にすることでモチモチ感を感じられる天ぷらの2種類を用意していました。
まとめ方を変えることで食感がかなり異なるそうです。
「すじ青のりのバターソテー」(4人分)
1.すじ青のり(生;80g)を1cm幅で刻む
2.えのき・しめじ・まいたけ(各100g)は石づきを除いてほぐしたら、片栗粉と一緒に袋に入れ、よく振って全体にまぶす
3.フライパンにバター(30gの半量)を入れて、山芋(拍子木切り;150g)を色づく程度焼き、一旦取り出しておく。
4.そのままのフライパンに残りのバターを入れてきのこを炒め、粉っぽさが無くなり焼き色が付いてきたら、生すじ青のりを入れて炒める
5.醤油(大さじ1)を回し入れ、山芋を戻す
6.お皿に盛り付け、すじ青のり(粉末;適量)をかけて完成
香りの王様といわれるすじ青のり。ぜひ一度試してみたいものですね。