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2022-03-05 09:05:55

休日は、これまでの記事からおすすめ記事を再掲載!
2021年3月1日(月)のあさイチでは、名店のシェフが教える「極上ミートソース」の作り方を紹介しました。パスタの定番で、人気のミートソースですが、ミートソースは他の料理にも使えて便利。
そんな中、番組ではパスタの世界大会で優勝したシェフが、絶品のミートソースの作り方を紹介していました。ただ、プロの料理はやはり手間をかけています。そこで、番組では時短テクニックも紹介しています。
「ジューシーなミートソースの作り方」(分量は6人分)
シェフの名店で提供しているのは、お肉の旨味が絶品、ごろごろ食感のミートソースを絡めたパスタ。そのミートソースの作り方を紹介していました。
セロリ(75g)、玉ねぎ(75g)、にんじん(75g)を5mm角に切り、フライパンに入れます。ニンニク(1片)を包丁の腹でつぶしてフライパンに加え、オリーブオイル(50g)をかけて強火で揚げ炒めます。
“揚げ炒める”ことがポイントです。野菜の甘味を引き出すには、水分を出し切ることが大切なので、多めのオリーブオイルを使って、時々混ぜながら30分間じっくりと揚げ炒めます。
野菜の糖分がキャラメル化して、茶色く色づいたら、そこにトマトペースト(50g)を加えて2分ほど炒めたあと、トマトの水煮(400g)を加えて、潰しながら混ぜ、煮ていきます。
次にひき肉の調理方法です。シェフは一晩寝かせるため、前日から準備します。
ごろっとした、肉の旨味を楽しめるミートソースにするため、巨大なハンバーグを作った後に、一口大に分けていきます。大きなハンバーグを作ることで肉汁を閉じ込めることができます。
合いびき肉(500g)に、塩2g、黒コショウ2g、おろしにんにく2g、赤ワイン10ccを入れてこねていきます。2分ほどこねたら、一晩寝かせます。
シェフによると、時間がないときは千歩譲って1時間でもよいそうですが、できるだけ一晩寝かせてほしいそうです。
ハンバーグの表面に強力粉をふり、フライパンにサラダ油をひいて、中火で焼き、火傷をしないように、フライパンを傾けて油を寄せてから、ハンバーグをひっくり返します。
裏面も焼いたら、ハンバーグをトマトソースに入れて、中火で3分ほど温めたあと、一口サイズに崩しながら混ぜていきます。
水分がなくなるまで15分ほど煮込んで完成です。
ここまでがシェフのミートソースの作り方ですが、特に野菜を揚げ炒めるところは、30分もかかるのは大変ですよね。番組では時短方法を紹介していました。
耐熱皿に野菜を乗せて、ラップをせずに、電子レンジで5分加熱します。これにより水分を飛ばすことができます。
その後、オリーブオイル、ニンニクを加えて、ここでハチミツを小さじ1加えて、10分間揚げ炒めれば完成です。ハチミツを加えることで、じっくり揚げ炒めることで生み出される野菜の甘味を補うことができ、短い時間でもプロの味に近づけることができるそうです。
また、手間もかかるため、できるだけたくさん作って、保存しておくのがよいそうです。保存しておけば、「ミネストローネ」、「チリコンカン」などの料理にも使えます。
保存するときは、雑菌の繁殖を避けるために、ミートソースをボールに入れて、氷水を入れた大きめのボールにつけて素早く冷やすことが大切です。こうすることで、冷蔵庫で4、5日、冷凍庫で1カ月ほど保存できるそうです。
また、フリーザーパックに入れたあと、外から割りばしなどで半分の位置で挟んで区切りをつけたまま冷凍すれば、使うときに一人分だけ使うことも可能とのこと。
プロのレシピは手間暇もかかっていますね。時短や保存の工夫も参考にして、是非、世界トップレベルのプロの味をお試しください。