テレビで放映された食材トピックスの中から食材の栄養素やレシピの話題を1つピックアップ。
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2019-01-04 09:03:58

11/21(水)のガッテン!では、「いま日本人がとるべきアブラ」というテーマで、エゴマ油、アマニ油を紹介しました。
日本人は江戸時代までは魚油しかなかったのに対して、現在ではバター、サラダ油、オリーブ油といった油が普及し、魚油はほとんど摂られなくなってしまったことで、体内では作られない必須脂肪酸である「オメガ3脂肪酸」が不足し、バランスの悪い状態の人が多いそうです。
このバランスの悪さは、心筋梗塞などの病気につながるため、オメガ3脂肪酸を意識的に摂取する必要があるとのこと。
そこで番組で紹介されたのが、オメガ3脂肪酸が豊富なアザラシ油。
オメガ3脂肪酸は、中性脂肪の合成を阻害する働きがあり、内臓脂肪や皮下脂肪を燃やす効果があるそうです。イヌイットの人々はこの油で代謝があがり寒い環境でも生活が可能とのことです。
ここで、オメガ3脂肪酸の効果を確認するため、ぽっちゃり気味の48名を集めて、スプーン小さじ1杯のアザラシ油を毎日摂るという足すだけというルールで実験が行われました。
結果、1か月後、48人中33人の体重が減少し平均マイナス0.93kg。中性脂肪が高めだった17人のうち、12人が改善されたそうです。
しかし、アザラシ油は、日本では入手困難です。
そこで番組では、スーパーでも買えるエゴマ油やアマニ油でも同じ効果が得られると紹介していました。
油は主に不飽和脂肪酸、オメガ9脂肪酸、オメガ6脂肪酸、オメガ3脂肪酸という成分がありますが、特に体内で作れないのがオメガ6とオメガ3脂肪酸で、理想はオメガ6とオメガ3は2:1とのこと。
オメガ6脂肪酸は、サラダ油、ごま油に多く含まれるため、普段の食事でも十分摂取できます。
オメガ3脂肪酸は、魚類に多く含まれますが、普段から心掛けないとなかなか摂れないですよね。
エゴマ油やアマニ油なら、1日スプーン小さじ1杯を色々な料理にかけるだけなので、気になる方は是非ご参考ください。