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腸内環境を整える「短鎖脂肪酸」を増やすには?
2024-12-16 11:42:43
12月15日(日)の健康カプセル!ゲンキの時間では、免疫力と腸内環境の関係について放送していました。



この季節は風邪をひきやすくなったり体調が優れなかったりすることもありますが、その原因のひとつが「免疫力」の低下です。



免疫とは、病原体など身体にとって良くない物が入って来ないようにするシステムですが、腸には身体の半分以上の数の免疫細胞が集まっていることから、「腸を変えれば免疫が変わり、免疫が変わると身体全体が変わる」と今非常に注目されているのだとか。



そんな腸は、食べ物のほとんどの栄養を吸収するための器官ですが、栄養の吸収だけでなく同時に侵入してくるウイルスや細菌に対する防御も行っています。



そこで注目されているのが「短鎖脂肪酸」です。



短鎖脂肪酸は食物繊維を餌にして腸内細菌がつくる成分のひとつで、腸の蠕動(ぜんどう)運動に必要なエネルギー源であり、腸内の有害な菌の増殖を防いだり、善玉菌を増やす成分なのだとか。



そんな短鎖脂肪酸を増やす最初のステップは「食物繊維の摂取」。



食物繊維は、わかめ・こんにゃく・山芋などの水溶性食物繊維と、ごぼう・かぼちゃ・きのこ類などの不溶性食物繊維の2種類に分けられますが、短鎖脂肪酸を増やすにはどちらもバランスよく摂ることが大切なのだそうです。



また、食物繊維を摂ればすぐに短鎖脂肪酸がつくられるわけではなく、食物繊維→糖→乳酸などに変わり、乳酸などが短鎖脂肪酸に変化することで作られるため、これらの作業を行うための菌が含まれた食べ物を摂ることが重要とのことです。



そんな菌が含まれている食材の1つが「納豆」。



納豆に含まれる納豆菌は、食物繊維を糖に分解してくれる働きがあるそうで、1日1パックを冷めたごはんにかけて食べることがおすすめされていました。



冷めたごはんにかけるのは食物繊維と同じ働きをしてくれる「難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)」が増えるためです。



腸に良い菌が含まれている食材2つめは「ヨーグルト」や「キムチ」。



ヨーグルトやキムチに含まれている乳酸菌には糖から乳酸を作る働きがあり、さらに、ヨーグルトに含まれるビフィズス菌は酢酸を作る働きがあるのだとか。



小さいカップのヨーグルトを1日1個、食後に食べるのがおすすめだそうです。



短鎖脂肪酸を作る3つめのカギは酪酸菌です。



酪酸菌は元々腸内に存在している菌のため、増やして有効活用するとよいのだとか。



酪酸菌は、ビタミンB1を餌にして増えるため、豚肉や大豆・インゲン豆などの豆類などビタミンB1が多い食材を摂ることがおすすめです。



納豆菌・乳酸菌・ビフィズス菌は、体内に定着することはほとんどなく便と共に排泄されてしまうので、納豆やヨーグルト、キムチなどは毎日摂取した方がよいとも解説していました。



短鎖脂肪酸を増やすことで健康にこの季節を乗り切りましょう。


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