12月15日（火）の知らない世界では、寒くなった今が旬の「レンコン」について放送していました。



レンコンは、主に日本や中国などで食べられていた野菜ですが、最近は茨城県で1本5,000円以上する高級レンコンが登場し、アメリカやヨーロッパの超高級料理店が使用するなど日本のレンコンが世界に注目されているとのこと。



また、レンコンはネバネバ成分、ビタミンC、ポリフェノールが豊富で、消化促進や免疫力UP、美容効果などがあるそうです。



そんなレンコンは、番組に出演していた365日レンコンを食べる主婦によると、シャキシャキとモッチリという2つの食感が味わえるのが魅力だそう。



レンコンがシャキシャキしているのは、レンコンには穴があり、熱が通りやすく短時間で調理できるためだそうで、水分を閉じ込めておけるから。



一方、モッチリとしているのは、レンコンにはでんぷんや粘り気をもつ成分が豊富にあるため、熱を少し加えるだけでモッチリになるから。



そして、最近ではこの2つの食感を独自に追求したブランドレンコンが全国各地で作られており、産地によって違うレンコンが楽しめるそうです。



西日本ではモッチリ系のレンコンが多く、一方、東日本ではシャキシャキ系のレンコンが多いそう。



この違いは、土壌の違いにより穴の大きさが異なることによるもので、東日本では穴がより大きくなりみずみずしくシャキシャキになり、一方、西日本では穴が小さくなり肉厚でモッチリになるとのこと。



最後に、自宅でも簡単にシャキシャキ感を楽しめるアレンジレシピの紹介です。



「レンコンリゾット」



白米に輪切りにしたレンコン・チーズをのせ、レンコンの煮汁で炊き上げます。



レンコンの風味や甘み、シャキシャキした食感が楽しめるのだそう。



「ハッセルバックレンコン」



「ハッセルバックポテト」という料理のジャガイモの代わりにレンコンを使用し、チーズとベーコンを交互に挟み、上にチーズを乗せたもの。



レンコンの穴が開いていることによって、チーズが穴から溶け出してくるのがよいとのことでした。



他にもレンコンピザやレンコンしゃぶしゃぶなど、普段の料理が一味違ったものになる料理が紹介されていました。



旬のレンコンの特徴を知り、いろいろな料理に活用してみたいですね。