テレビで放映された食材トピックスの中から食材の栄養素やレシピの話題を1つピックアップ。
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2018-08-02 10:38:30

健康食材の王様と言われている「ニンニク」には、血管を拡張する働きにより、血液の流れが早くなったり、コレステロールや血圧を下げてくれたり、さらにはがん予防の効果にも期待ができるなど、その力に世界中が注目しているそうです。
一方で、にんにくの唯一の弱点と言われている問題が「食べたあとのニオイ」。
臭いの原因はニンニクに含まれているイオウ化合物で、体に取り込まれると口のニオイや1日以上も体が臭いという状態を引き起こすといいます。
そこで今回番組では、ニンニクを健康効果を得ながら、ニオイ問題を解決するワザを紹介。
そのワザが、ニンニクを「切る前に丸ごと加熱」すること。
「え?これだけ?」と感じますが、にんにくに含まれるイオウ化合物は、切ったりかじったりすると、ニンニクに含まれているアリイン(イオウ化合物)と酵素と合わさってしまいニオイが生じるのですが、切る前にニンニクを丸ごと加熱すると、酵素の働きを失わせることができるため、ニオイの発生が抑えられるといいます。
また、ニンニク丸ごとを、スープや煮物などの料理や肉などの旨味成分と一緒に料理するとコクが増したり、肉や魚、野菜の生臭さを消してくれる効果もあるそうなので、煮魚や、もつ煮などに入れるのがオススメだと紹介していました。
番組では、ニオイを抑えた「丸ごとにんにくオイル」の作り方も紹介。
まず、ニンニク1球(ひとかたまり)の外側の皮をむき、1片ずつに分け、小さめの鍋(18cm以下)にこのニンニクを入れ、ひたひたになるくらいまで油(約250g)を入れます。
その後、弱火で15~20分加熱し、10分前後で泡が出始めますので、加熱ムラがないよう時々全体を混ぜ、加熱が完了したら完全に冷めるまで鍋のまま放置し、余熱で中まで火を通したら完成です。
番組ではその他にも「丸ごとにんにくオイル」で簡単に作れる「トマトスープ」の作り方なども紹介していました。
健康食材の王様ニンニクを、食べた後のニオイを気にせず食べられるなんて!驚きです。是非、参考にしてください。