テレビで放映された食材トピックスの中から食材の栄養素やレシピの話題を1つピックアップ。
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2020-12-28 10:52:38

健康寿命とは、病気などで日常生活を制限されずに健康的に生活できる期間のことをいいます。
番組では、健康寿命ランキングで男女ともに1位の山梨県で、健康長寿の秘訣をリサーチしました。
山梨県は高齢者の就業率が高いことから、活発に動くことがよい運動になり、健康寿命を長くしていると考えられるそうです。
さらに、山梨独自の食生活も関係しているといいます。
山梨のソウルフードといえば「ほうとう」。
ほうとうには、かぼちゃや里芋、にんじんなど、豊富な野菜が入っていますが、これらの色鮮やかな野菜には抗酸化力があるポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールは老化や動脈硬化を予防し、健康寿命を延ばす効果が期待できるといいます。
山梨県の高齢者で、ほうとうをよく食べる人とそうでない人を比べると、1年後に健康的に活動できる確率は、よく食べる人の方が2.5倍高いというデータもあるそうです。
また、山梨県には海がないにもかかわらず、一世帯あたりの年間の「マグロ」の購入量は、全国で2位。
江戸時代、一昼夜で海の幸を山梨まで運ぶことができたそうで、なかでも比較的日持ちするマグロを多く食べる文化が根付いたそうです。
マグロにはオメガ3脂肪酸が多く含まれています。
オメガ3脂肪酸の中のEPAは心臓病の死亡率を下げるといい、同じくオメガ3脂肪酸のひとつのDHAは、脳の神経伝達をスムーズにし認知症の予防につながるとのこと。
そのほか、山梨独自の文化「無尽」も健康長寿につながっているとも紹介していました。
健康寿命が長い県の食生活を、ぜひ参考にしてみてください。