テレビで放映された食材トピックスの中から食材の栄養素やレシピの話題を1つピックアップ。
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2018-03-13 10:39:15

この「果物アレルギー」は、口の中や喉のかゆみ、唇の腫れ、イガイガ、吐き気や腹部の不快感などが主な症状と言われており、放置しておくと、息苦しくなったり、意識が遠のいてショックに至るなど、重い症状が出ることもあるそうです。
そんな果物アレルギーですが、専門家の解説によると、発症しやすくなる人として考えられているのは「花粉症の人」といいます。
果物に含まれるアレルギー物質は、花粉症の原因物質と構造が似ているため、食べた際に体がアレルギー反応を起こしてしまうそうです。
そこで番組では、果物アレルギーが発症しやすい「花粉症の原因となる植物の種類」と「果物・野菜」の組み合わせと、その対策法を紹介。
・カバノキ科のハンノキやシラカンバなどの花粉症:リンゴなどのバラ科の果物など。
・イネ科のカモガヤなどの花粉症:メロン・キウイ・トマトなど。
・シラカンバやハンノキなどの花粉症:マンゴー・リンゴ・キウイ・ニンジンなど。
・ブタクサなどの花粉症:メロン・バナナ・キュウリなど。
・ヨモギなどの花粉症:セロリ・ニンジン・マンゴーなど。
患者が多いスギ花粉症の人は、トマトがあげられているそうなのですが、報告例は少ないとのことです。
対策としては、果物や野菜を加熱して「ジャム」や「ジュース」などにすると良いそうです。
果物アレルギーの原因となる物質は熱に弱い性質のため、加熱すると発症を抑制できる可能性が高まるとのこと。
一方で医師によると、花粉症だからといって全ての人に症状が出るわけではないといいます。
患者にとって大切なことは、果物や野菜を食べて違和感を感じたら専門医に相談することと、どの時期の花粉か、どのような果物に反応するのか、口の中に症状があるのかなどを知ることだと解説していました。
果物アレルギーを抑えるために、早めの対策を心がけたいですね。