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免疫機能アップ「なめこ」。でも調理法によっては危険も?!
2019-10-09 09:54:18
10月8日(火)のザ!世界仰天ニュースでは、食事で起こった事件を紹介。今回、「なめこ」の調理法を間違ったことで発生した事件を紹介していました。



なめこのぬめりは、乾燥・寒さ・虫から守るために分泌されているもので、食べると腸内の菌を活性化して免疫機能を高める効果があるといいます。



一方で、調理法によってはリスクもあるそうです。



奈良県に住む、栽培キットでさまざまな「きのこ」の栽培を楽しある家族が、約1か月で育った「なめこ」を食べたところ、しばらく経って猛烈な吐き気と腹痛が出たとのこと。



原因は「加熱不足」。



きのこの育つ環境は、カビや細菌が繁殖しやすいため、なめこにも微生物や細菌が付着しやすくなっているといいます。



なかには、黄色ブドウ球菌などの食中毒菌がいる場合もあるため、なめこは加熱が必要だそうです。



75℃以上1分以上の加熱で安全に食べることができるそうですが、こちらの家族は電子レンジを使用したのになぜか菌が殺せなかったそうです。



番組では、食中毒菌を加えたなめこ100gを電子レンジで加熱し、どれくらい加熱すれば菌が死滅するのかを実験。



500W30秒程度の加熱をしたところ、加熱ムラが起きてすべての菌を死滅させることはできなかったのですが、お湯で茹でれば全体に熱が通るので死滅されると解説していました。



一方、よく見かける市販の袋詰のなめこは、栄養分を含んだおが粉を瓶に詰め、約120℃の水蒸気で長時間蒸し、微生物や細菌を完全に死滅させているそうです。

その後、なめこの菌を植え付けてから、2か月ほど培養することで収穫となるとのことです。



このように十分に殺菌されたなめこでも、袋には「必ず加熱をするように」と注意書きが書かれているとも解説していました。



免疫機能を高める「なめこ」ですが、ぜひ十分な加熱して食べることを心がけてください。


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