5月11日（日）のマナブでは、「ザーサイ」について放送していました。



今回、出演者たちが訪れたのは千葉県館山市。



移住する人が多いこの地で今回取り上げる食材は、館山に移住した人が作っているという「ザーサイ」です。



ザーサイは、中国・四川省が特産のアブラナ科の野菜で、国産のザーサイは農林水産省などの生産量の統計データがないほど希少なもの。



ザーサイはおよそ100年前に四川省で広まったとされ、中国では漬物にしたザーサイを炒め物やスープなどさまざまな料理にして食べられています。



日本でよく見かけるのは中国で加工されたもので、国内ではほとんど栽培されていなかったものの、この農家さんは日本の気候に合わせて20年かけて品種改良し、現在は都内の料理店や漬物店に出荷しているのだそう。



通常は葉の部分を切り落とし、株の部分を出荷しているそうですが、農家さんによると葉の部分がおいしいとのこと。



今回は、あまりなじみがないと思われがちなザーサイの簡単絶品レシピをご紹介します。



まずは農家さんがおすすめする簡単ヘルシーレシピです。



「ザーサイのサンドイッチ」（2人分）

１．食材をそれぞれ以下の要領で切る。

　　・ザーサイの塩漬け（50g）：薄切り

　　・トマト（1/2個）：横方向に4等分（輪切り）

　　・干し柿（1個）：5ｍｍ厚の薄切り

　　・ザーサイの葉（2枚）：真ん中の太い葉脈を取り除いてざく切り

２．食パン（2枚）にそれぞれマヨネーズを塗り、そのうちの1枚にザーサイの葉、トマト、干し柿、塩漬けザーサイを重ね、再度ザーサイの葉をのせてもう一枚の食パンで挟む。

３．半分に切って盛り付けたら完成。



続いては、農家さんの収穫体験に訪れている常連さんご紹介の方による、ザーサイとチーズの意外な組み合わせがやみつきになる絶品レシピです。



「ザーサイのカプレーゼ風」（2～3人分）

１．ザーサイ（80g）は5mm厚さに切ったものを塩（分量外;少々）を振って揉んだら15分ほどおき、トマト（1/2個）、モッツァレラチーズ（100g）はそれぞれ5mm幅程度に切る。

２．塩揉みしたザーサイの水気を軽く拭き、トマト、チーズと交互に並べる。

レモン汁（小さじ1）、オリーブオイル（大さじ1）を回しかけ、粗挽きコショウ（少々）を振ったら完成。