3月15日（火）のバゲットでは、「春も旬？」といわれるサツマイモについて放送していました。



サツマイモは、収穫時期は9～12月であるものの、収穫後数ヶ月熟成させることでデンプンが糖化し甘さが増すため、春になった今も美味しく食べられる旬であるといわれています。



そこで今回は、甘いサツマイモの見分け方や期待できる健康効果についてご紹介します。



サツマイモを愛する管理栄養士によると、甘くておいしいサツマイモは、太くて先端が黒いもの。



太いサツマイモは繊維質が少なく、食べたときの筋っぽい食感がなく美味しく感じるとのこと。



また、先端の黒い部分はサツマイモに含まれるヤラピンという成分が染み出したものですが、ヤラピンが多く含まれるサツマイモは甘いのだそうです。



ヤラピンは体にもよく、整腸作用があり便秘解消が期待できるとのことですが、ふかすなどして火を通した後に冷やして食べると、同じく整腸作用があるレジスタントスターチが増加するため、より便秘解消効果が期待できます。



そして、サツマイモは食物繊維が豊富なため、朝に食べるとダイエット効果も期待できるそうです。



サツマイモには白いご飯と比較して食物繊維が5倍以上も含まれており、食物繊維が多いとお腹が膨れて満腹感を得られることから、朝に食べることでその後の間食などが抑えられてダイエット効果が期待できるといいます。



また、サツマイモはビタミンCも非常に豊富で、りんごの4倍もビタミンCが含まれるなど美肌効果も期待できるそうですが、アーモンドと一緒に食べることで美肌効果がさらに期待できるとのこと。



アーモンドに豊富に含まれるビタミンEとサツマイモに含まれるビタミンCには美肌効果が期待できる抗酸化作用がありますが、ビタミンEとビタミンCが合わさることでその抗酸化作用がさらに長く続き、より美肌効果が期待できるのだそうです。



そこで最後に、サツマイモとアーモンドを使った簡単レシピをご紹介します。



「サツマイモとアーモンドのサラダ」（2人前）。



サツマイモ（1本）を皮付きのままひと口大にカットして、電子レンジで（500W）中に火が通るまで5分ほど加熱する。



そこにアーモンドスライス（30g）、マヨネーズ（大さじ1）、無糖ヨーグルト（大さじ1/2）、マスタード（小さじ2）、塩こしょう（少々）、生パセリ（5g）を加え、よく和えたら完成です。



皮にはポリフェノールや食物繊維が含まれているため、さらなる抗酸化作用の効果が期待できると紹介していました。



春になった今もおいしく食べられるサツマイモを効果的に摂取して、健康的な生活を目指したいものですね。