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2021-12-13 12:01:04

番組では、お米のプロから学ぶ、ご飯のおいしい炊き方を特集。
家庭で簡単にマネできて炊飯器のご飯の味が激変する、お米の新常識やテクニックを紹介します。
まずは「研ぐ」。
1回目は軽く洗い、水はすぐに捨てます。
最初の水はお米の汚れを含んでいるので、その水をお米が吸わないように短時間で水を捨てるのがコツ。
そして、ゴシゴシ研ぐのではなく優しく揉むように洗います。
今は精米技術が飛躍的に進化しているので、あまり研がなくてよいのだそう。
続いて「さらす」。
水にさらすことで内部まで水を吸収したお米は、炊いた時に内部まで熱が伝わり、より多くのでんぷんが糖に変化し甘味がアップします。
冷やすとより内部まで水が浸透するので、お米を水につけたらラップをして、冷蔵庫で6時間以上おいておくのがおすすめ。
最後に「炊く」。
炊くときの水は軟水を使いましょう。
硬度120mg/l未満が軟水で、ミネラルが適度にあると酵素が活発に働きでんぷんが甘い糖に変化しますが、多すぎると酵素が働きにくくなるといいます。
ふっくら甘く炊くには硬度20~40の軟水がおすすめとのこと。
炊飯器は早炊きモードで炊くと、標準モードよりも旨みが約1.7倍アップするそうです。ただし、しっかりと吸水させたお米が大前提。
一気に炊くことでシャキッとした炊き上がりになります。
炊きあがったらすぐにほぐすのもポイント。
そのままにしておくと蒸気が蓋に付き、水滴になり落ちてきてご飯同士がくっついてダマになってしまいます。
ほぐすときは4等分に分けて、底からひっくり返して優しく切るようにほぐします。
お茶碗によそるときは、しゃもじをひっくり返すのではなく、スライドさせるようにふっくらと盛るとよいそうです。
炊き方でご飯の味が変わるとは驚きですね。お米のプロが教えてくれた炊き方をぜひお試しください。