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尿路結石を起こさない食生活とは?
2024-07-29 10:32:58
7月28日(日)の健康カプセル!ゲンキの時間では、夏に最も患者が増えるといわれる尿路結石について放送していました。



尿路結石とは、何らかの原因で腎臓に結石と呼ばれる石ができた状態のことですが、知らない間に石が大きくなり、腎臓の機能を失う可能性もあるというのが尿路結石の怖いところ。



そんな尿路結石について、番組に出演する医師が挙げる2つの要因をご紹介します。



(1)夏に起きがちな水分不足

結石はシュウ酸とカルシウムが腎臓内で結合してつくられることが多いとのことですが、夏に大量の汗をかいて水分不足に陥ると、体内の水分量を一定に保つために作られる尿量が減少し、シュウ酸とカルシウムの濃度が上昇して石をつくりやすくなってしまうのだとか。



夏にかぎらず、尿路結石の予防・再発防止のためには水を毎日約2リットル飲むようにするとよいそうです。



(2)食生活の乱れ

コーヒーや紅茶には、石をつくる原因となるシュウ酸が多く含まれているそうですが、脂肪や糖分・塩分を摂りすぎると、尿の中にカルシウムが増えてしまうのだとか。



尿路結石は、原因となる食事を控えなければ5年で約50%、10年で約70%の人が再発するそうで、日頃から注意が必要なのだそうです。



石をつくる原因となるシュウ酸の含有量が多い食材(括弧内は食材100gあたりのシュウ酸の含有量)としては、ホウレン草(800mg)、タケノコ(654mg)、バナナ(500mg)、レタス(300mg)、ブロッコリー(300mg)、ナス(200mg)などがありますが、シュウ酸はお湯に抜ける性質もあるそうで、例えばホウレン草は長くゆでるほどシュウ酸の含有量が減るのだとか。



また、体内に入ったシュウ酸は、腎臓へ運ばれる前に小腸でカルシウムと結合すれば便として排出されるそうで、シュウ酸はカルシウムと一緒にバランスよく摂取するのがよいと解説していました。



そして、石を作らないための食べ合わせとして、ホウレン草のおひたしにはカルシウムを含むシラスをのせて食べ、レタスは海苔と合わせてサラダに、バナナにはヨーグルトを合わせて、コーヒーや紅茶は低脂肪の牛乳で割ったりするとよいとのこと。



尿路結石につながる生活やシュウ酸の性質などを正しく知って、尿路結石を起こさない生活を送りたいものですね。


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