5月9日(火)のあさイチでは、春堀りの長芋を紹介していました。



春堀りの長芋は、冬を越すことで自然の冷凍庫で保管されている状態となり、粘りと甘みが増すそうです。



長芋の粘り成分は糖たんぱく質で、胃の粘膜を保護します。また、成分に含まれるジアスターゼは消化を助け、レジスタントスターチは血糖値をあがりにくくするそうです。

さらに、最近ではディオスコリンAという物質が見つかり、この物質はインフルエンザの予防が期待できるそうです。



そんなうれしい栄養成分たっぷりの長芋ですが、すりおろし方によって、食感を変えることができ、「しゃきトロとろろ」「ふわトロとろろ」が楽しめます。



「しゃきトロとろろ」は、厚さ8ミリほどの輪切りにして密閉袋入れ、叩きやすいようになるべく空気を抜きます。すりこぎで叩いたあと、手で握りつぶすように揉むと完成です。



「ふわトロとろろ」は、おろし金で力を入れず、円を描くようにおろします。そうすることで均一に細胞が壊れるため、きめ細かくおろす事ができます。最後に空気を入れながら混ぜて完成です。



「しゃきトロとろろ」のオススメは卵かけごはん。とろろの真ん中に卵黄を乗せてめんつゆをかけるだけ。



「ふわトロとろろ」のオススメは吸いトロ。かつおだしを入れてのばし、塩と薄口醤油を入れさらに混ぜて、お好みで青のりを乗せたら完成。



これからの季節にぴったりの長芋メニュー、ぜひ試してみてください。