テレビで放映された食材トピックスの中から食材の栄養素やレシピの話題を1つピックアップ。
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2020-05-18 11:44:42

近年、江戸前の新名物として、漁獲量が右肩上がりになっている注目食材「ホンビノス貝」。
もともとは北米が原産で、極めてポピュラーな貝ですが、これが日本で発見されたのは1998年。
大型船の船底にためる海水に混ざって運ばれ、東京湾に定着したと考えられています。
最近ではスーパーでも見かけることが多くなり、しかもその価格はハマグリのおよそ1/3程度と超お手頃。
それでだけではなく、身体に嬉しい成分もたっぷりなんだそうです。
ホンビノス貝にかぎらず、アサリやハマグリなどの貝類は、丈夫な身体作りに必要なミネラルが多いことが知られています。
なかでも亜鉛は筋肉の合成に必要不可欠で、カルシウムやマグネシウムは丈夫な骨作りを助けてくれます。
さらに貝類で見逃せないのは、肝臓の機能をアップする、タウリンというアミノ酸。アルコールの分解を早めてくれる効果があるそうです。
そこで、ホンビノス貝を使った健康効果倍増のメニューをご紹介。
まずは「浜焼き」。
ホンビノス貝の浜焼きには、レモン汁をかけて食べるのがオススメ。
レモンのクエン酸やビタミンCが、貝のミネラルの吸収率を高め、より効果が得られるそうです。
続いて「ホンビノス貝とアスパラガスの酒蒸し」。
アスパラガスに含まれる葉酸、貝類に含まれるビタミンB12は ともに血液の生成を助ける栄養素。
つまり貧血気味な方にはもってこいの組み合わせです。
最後に「ホンビノス貝の炊き込みご飯」。
肝機能をアップするタウリンは水溶性のため、煮たりすると水に溶け出してしまいますが、炊き込みご飯なら溶け出たタウリンをお米が吸収し、あますことなく摂取できるとのこと。
身体にもおいしい貝料理、ご家庭のレシピぴに取り入れてみてはいかがでしょうか