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夏に陥りやすい「大腸の砂漠化」の改善法とは?
2024-08-22 09:03:51
人気記事から再掲載!



2023年8月20日(日)の健康カプセル!ゲンキの時間では、夏の便秘改善法について放送していました。



夏は、大量の汗をかく事で大腸の中がカラカラに乾いてしまう「大腸の砂漠化」に陥りやすい季節。



大腸が砂漠化すると便秘につながり、食欲や免疫力、認知機能の低下、肌荒れなど、全身不調につながる可能性もあるのだそうです。



今回は、番組で消化器のエキスパートが教える夏の便秘改善法についてご紹介します。



毎日排便があっても残便感などの症状がある場合も便秘に当てはまるとのことですが、腸には体にある免疫細胞の約7割が集中しており、便秘で腸内環境が悪化すると免疫力の低下にもつながる恐れがあるのだそうです。



また、大腸は脳とお互いに影響し合う「脳腸相関」といわれる関係にもあり、ある大学の研究報告では、認知症患者で慢性的な便秘がある人ははそうでない人に比べて認知機能の低下が2.7倍速くなるとのこと。



夏場は汗をかくことから大腸に届く水分量は通常よりさらに少なくなるそうですが、他にも、夏バテで食事を抜いたり、利尿作用があるアルコールを摂取することも大腸に水分が届きにくくなる原因になるのだとか。



また、暑い屋外や冷房が効いた室内を行き来することから体温調整を行う自律神経が乱れることで、便を押し出す大腸の蠕動(ぜんどう)運動が鈍ったり、歳を重ねることでお腹周りの筋力が低下することから大腸の蠕動運動が鈍り、便の進みが悪くなる「弛緩性便秘」に陥ったりすることも便秘の原因として挙げられるのだとか。



便秘は、治さずに放っておくと、便秘や下痢を繰り返すことで大腸内の圧力が高まって腸壁の弱い部分が外側に袋状に飛び出してしまう病気である「大腸憩室症」になる恐れもあり、憩室の出血がひどい場合には死につながることもあるなど注意が必要です。



そんな便秘を改善するポイントがこちら。



①朝1杯の炭酸水



ひとつめは、朝にコップ1杯の炭酸水を飲むこと。



朝、胃が空の状態で水分を摂ると胃の下にある大腸が蠕動運動を始めますが、この時に炭酸水を飲むと炭酸の泡が胃腸の刺激になり、水よりも大腸を動かす力がアップするそうです。



②発酵性食物繊維



ふたつめは、発酵性食物繊維を取り入れること。



発酵性食物繊維とは、摂取することによって腸内で発酵する食物繊維のことです。



腸内細菌に分解されて発酵する際に生み出す酪酸などの短鎖脂肪酸という物質が、腸の活動のエネルギーとなり蠕動運動の活性化や悪玉菌の増殖を抑えてくれるのだとか。

発酵性食物繊維は、玄米やもち米、大豆、ごぼう、玉ねぎなどの茶色い食品の他、わかめやひじきなどの海藻類にも含まれているそうです。



他にも、お腹をひねったり腸もみをする体操がよいとも紹介していました。



夏の腸の状態をよく知って、便秘に陥りやすい夏を健康に乗り切れるようにしたいものですね。


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