テレビで放映された食材トピックスの中から食材の栄養素やレシピの話題を1つピックアップ。
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2019-05-23 11:34:05

血糖値スパイクとは、食前では正常な血糖値が、食事を取ると急上昇し血糖値の値が140を超える尖ったグラフを示す状態のことをいいます。
番組では、そんな血糖値スパイクの症状と対処法について、銀座の内科医師が紹介しました。
血糖値は血液中のブドウ糖の濃度で、正常の場合は食後で110前後を推移します。
一般的な糖尿病患者の場合、血糖値は140~200以上と高い値で推移し、健康診断の血液検査で糖尿病と診断されます。
血糖値スパイクは食前では正常のため、空腹時で受ける健康診断などで発見が困難なのだそうです。
通常であればインスリンが血中のブドウ糖を細胞に運びエネルギーとするが、血糖値スパイクの場合はインスリンの働きが遅れてしまいます。
これが続くとインスリンが働かなくなり、糖尿病になるそうです。
医師によると太っている人やお年寄りが糖尿病になりやすいと言われていますが、20代女性の5人に1人が血糖値スパイクの可能性があるとのことです。
また血管にブドウ糖が多いと活性酸素を起こし、血管を傷つけてしまい、心臓や脳の血管の病気が1.9倍起こりやすくなると解説されました。
血糖値スパイクの自覚症状は、毎食後の急激な眠気、疲れやすさなどがあり、症状を改善させるには、過剰な糖質摂取を控えることが重要だといいます。
おすすめの食材は「マイタケ」「わかめ」「納豆」の3つだそうです。
どれも食物繊維が豊富なので腸での糖の吸収を緩やかにする効果が期待できるといいます。
さらに「血糖値スパイク」の予防、対処には1日3食が大事だといい、食物繊維から先に食べ、野菜は5分くらいかけて食べるのが重要なのだそうです。
食後はすぐに体を動かすことでブドウ糖が細胞に吸収されやすくなるといい、5分程度の散歩でも効果があると紹介されました。
規則正しい食生活をして、血糖値スパイクを予防していきましょう。