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2025-06-02 11:41:17

番組で訪れたのは、静岡県掛川市。
お茶の産地として有名な静岡県は、実は抹茶の産地でもあるのだとか。
抹茶は京都のイメージが強いものの、静岡は京都に次ぐ産地となっています。
番組に出演した掛川抹茶の会社では15年ほど前から抹茶をつくっているとのこと。
抹茶の木は煎茶の木と同じであるものの、木自体に覆いをかけて光が入らないようにする被覆栽培がなされています。
少ない光を浴びることで、葉面積を増やすために葉がクロロフィル(緑色の色素)を増やし、より青くなりながら成長するとのこと。
煎茶用の葉がもえぎ色であるのに対して、抹茶用の葉は濃い緑色になります。
日光を遮って成長する抹茶の葉は、旨み成分の一種であるテアニンがじっくりと蓄えられることから渋みが少なくまろやかに感じられるのだそうです。
そんな抹茶は、免疫をアップさせるカテキン・ビタミンの他、リラックス効果のあるテアニンが豊富であることから、海外セレブも愛用中といわれています。
今回は、そんな抹茶を料理に使ったアレンジレシピをご紹介します。
「掛川茶の新芽と新じゃがの天ぷら(抹茶塩添え)」(4人分)
1.<抹茶塩>
抹茶・塩(それぞれ適量)を混ぜ合わせておく。
2.<かき揚げ>
新じゃがいも(小3個)を洗って皮ごと棒状に切る。
3.2のじゃがいも、ツナ(オイル漬け;1缶70g)をオイルごと天ぷら粉(適量)と合わせ、固さをみながら水を加え、新茶の芽(20本)を混ぜ合わせる。
4.3を適量まとめて170~180℃の油で揚げたら、抹茶塩を添えて完成。
新茶の芽がない場合は、大葉を使ってもよいと紹介されていました。
続いては、お茶を使った意外な料理。
「掛川抹茶餃子」(20個分程度)
1.キャベツ(100g)はみじん切りにして塩もみし、10分ほど置いたら、水気をしっかりと絞る。
2.ボウルに牛豚合い挽き肉(200g)を入れ、粘り気が出るまで練ったら、長ネギ(みじん切り;30g)、細かくしたくるみ(ロースト;8g)、おろししょうが(5g)、すりごま(3g)、白味噌(12g)、醤油(6g)ゴマ油(4g)を加えて軽く混ぜ、振るった抹茶(4g)を入れて、均一になるまで混ぜる。
3.2を餃子の皮(20枚程度)に包む。
4.<抹茶羽液>
抹茶(1.8g)、片栗粉(10g)、塩(ひとつまみ)を合わせて、水(100㏄)を加えダマにならないように混ぜる。
5.フライパンに油をひき、餃子を並べ、中火で軽く焼き目をつけたら、羽液を餃子の1/3程度入れ、蓋をして蒸し焼きにする。
6.5の水が無くなったら蓋を取り、強火にして皮がパリッとなれば完成。
抹茶(0.6g)を水(5g)で溶き、米酢(15g)と醤油(30g)を混ぜてつくる「抹茶酢醤油」で食べることをおすすめしていました。
抹茶を料理に使うアレンジレシピ、ぜひ試してみたいものですね。