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2021-06-16 11:13:42

番組で紹介していたのは、とうもろこしの実、ヒゲ、芯の活用方法ですが、ここでは、とうもろこしの実を使った料理を作る上で紹介されたワザやレシピについて紹介していきます。
今回紹介していた実の活用レシピは「とうもろこしの春巻き」。
調理を進める上で大事なのは、「皮ごと蒸す」という下ごしらえとのこと。
皮ごと蒸すことで水分が逃げにくく、実がふっくらとなるだけでなく、茹でるよりも糖が逃げ出すことがないため、甘みも増えるのだそうです。
では、「とうもろこしの春巻き」のレシピのご紹介です。
1.とうもろこし(1本)は洗って皮を1周分むいて蒸し器で15分程蒸し、蒸しあがったら皮をむいて2/3本分に切る。
2.1を常温になるまで冷まし、手で実を根元から取り外す。(芯はあんに使うのでとっておく)
3.芯を1㎝厚の半月切りにし、鍋に芯と水(300ml)を入れて強火にかける。沸騰したら弱火にし、10分程煮てザルでこす。
4.別の鍋に3(150ml分)と2を加えて強火にかけ、沸騰したら弱火にし、塩(少々)、薄口しょうゆ(小さじ1/4)、無塩バター(10g)、こしょう(少々)を加えて混ぜる。
火を止めたら水溶き片栗粉(大さじ2)を入れ、全体を混ぜてとろみをつける。バットなどに広げて粗熱を取ったら冷蔵庫で10分程冷やす。
5.小麦粉(小さじ2)と水(小さじ1)を合わせてのりを作り、春巻きの皮のざらざらした面に、6等分にした4を乗せる。
具の部分が筒状になるように整え、春巻きを巻く要領で巻いて最後にのりをつけて留める。
6.油を160℃に熱し、5の巻き終わりを下にして揚げる。春巻きが浮いたら表面に油をかけながら5~6分揚げ、最後に170℃に上げてカリッとさせたら完成。
とうもろこしの実は根元から使いますが、根元から取り外すことでぷりぷりとした食感に仕上がるだけでなく、この根元(胚芽)の部分が体に非常によいのだそう。
胚芽には、亜鉛、マグネシウム、鉄が含まれており、それぞれ免疫維持、高血圧予防、貧血予防に効果があるそうです。
そして最後に、1の過程で使える【皮とヒゲをスポンと外せる時短ワザ】をご紹介します。
加熱したとうもろこしの根元から2㎝のところをカットし、ヒゲを持って上下に振るだけでスポンと抜けます。
活用ワザを駆使して、旬のとうもろこしをおいしく栄養たっぷりに食べていきたいですね。