10月2日(月)ごごナマでは、風邪予防にもなる野菜の栄養を引き出す料理を紹介していました。



β-カロテンは体内でビタミンAに変わり、かぜ予防の効果や、抗酸化作用があります。

そんなβ―カロテンを豊富に含む野菜の代表格はにんじんとかぼちゃ。しかし調理のしかたによっては、せっかくの栄養を取り損ねてしまいます。



にんじんのβ-カロテンは皮の下に多く含まれており、吸収率は生だと30％、油で炒めると70％に高まります。

そんな特徴を活かしたレシピを紹介。



「にんじんの細切り」

にんじん1本をスライサーで細切りにし、油をひいたフライパンを中火にかけ2～3分炒めます。

水大さじ2、牛乳大さじ2、固形コンソメを加え、中火でさらに2～3分炒り煮をすれば完成。



「にんじんドレッシング」

にんじん1/2本をすりおろし、耐熱ボウルに入れ、水大さじ2を加え電子レンジで2分加熱します。

そこにオリーブオイル、レモン汁、ハチミツ、塩、こしょう、ローリエを加えてよく混ぜれば出来あがり。



続いてかぼちゃ。かぼちゃは乳製品との相性がよく、乳製品に含まれる乳脂肪が、カロテンの吸収率を上げてくれるそうです。

そこで乳製品を使った「かぼちゃのピザ風」レシピを紹介。



かぼちゃを500Wの電子レンジにかけ柔らかくし、ところどころ皮を向き、5～6mmの厚さに切ります。

オーブンシートを敷いてカボチャを並べます。

1列目にはピザソースを塗り、チーズ、ベーコンなどをのせます。

2列目にはキムチをのせ、細切りベーコン、ピザ用チーズをのせます。

3列目には細かく切ったマシュマロをのせ、シナモンを振ります。

1000Wのオーブントースターで5分焼いたらお皿に盛りつけ、マシュマロにはヨーグルトとメープルシロップをのせて頂きます。



これからの季節の風邪予防に、にんじん、かぼちゃ使ったレシピ、試してみてはいかがでしょうか。