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2023-12-23 09:03:56

休日は、これまでの記事からおすすめ記事を再掲載!
2022年12月17日(土)の世界一受けたい授業では、「2022年大ブーム!今知っておきたい乳酸菌」と題して、乳酸菌について放送していました。今年、睡眠の質を高める機能があると話題になり、ヤクルト1000は新語・流行語大賞でトップ10入りするなど大ヒットしました。
これにより注目されたのは「乳酸菌」。
乳酸菌とは、おもに小腸にすみ腸内環境を整えてくれる善玉菌。
ここ20数年で、整腸作用以外にも優れた菌が続々と発見され、高密度に菌を含むヨーグルトがたくさん発売されています。
そこで機能別におすすめの乳酸菌をご紹介。
睡眠の質向上には「ガセリ菌CP2305株」。
心理的なストレスを和らげ、睡眠の質を高めるのに役立つ機能があることが報告されています。
乳酸菌が腸を刺激することで脳に影響を及ぼし、脳の状態も腸に影響する脳腸相関が関わっていると考えられています。
ガセリ菌CP2305株は迷走神経を通してストレスホルモン、コルチゾールを抑制し、副交感神経の活性を高め、睡眠の質を高める機能があるといわれています。
疲労軽減には「乳酸菌NY1301株」。
睡眠の質を改善することにより、日常生活の疲労感を軽減する機能が報告されています。
乳酸菌NY1301株を飲むグループと飲まないグループに分け、1日1本を12週間飲むと、飲まないグループに比べて飲んだグループは日常的な疲労感が軽減したという実験結果が出たそうです。
この乳酸菌は生きたまま腸に届くことがポイント。
腸の中にいる善玉菌を増やし、悪玉菌を減らしてくれるのだそう。
お腹の脂肪を減らすには「MI-2乳酸菌」。
MI-2乳酸菌は、肥満気味の方のお腹の脂肪を減らす機能が報告されています。
ほかにも、ガセリ菌SP株には食事とともに摂取することで内臓脂肪を減らす機能があることが報告されています。
目の疲れを軽減するのは「KW乳酸菌」。
KW乳酸菌は小腸で免疫細胞マクロファージを活性化してくれます。活性化したマクロファージは目の網膜細胞をダメージから守る物質を放出して、目の細胞を守ってくれるそうです。
このような乳酸菌は、ヨーグルトを電子レンジで温めることで動きが活発になります。
温めるといっても、温度は38度~40度ほど。約60℃に加熱すると乳酸菌はほとんど死んでしまうので要注意。
ほかにも、乳酸菌商品を選ぶときには、特定保健用食品や機能性表示食品などの表示を見て買うとよいとも紹介していました。
今年大ブームになった乳酸菌。自分にあった商品を見つけて健康維持に役立ててみてください。