12月20日（月）のうまいッ！では、京料理に欠かせない高級野菜「京こかぶ」について紹介していました。



京都では、小型の物も中型の物も総じてこかぶと呼ぶそうで、中でも京都市右京区京北はブランド産地に認定されており、ここで採れたこかぶだけが「京こかぶ」を名乗ることができるそう。



そして、かぶには体によい成分がたくさん！



かぶの白い部分に多く含まれる消化酵素アミラーゼは、消化を助け胃もたれや胸やけを解消する働きが期待できるそうです。



また、葉の部分には、抗酸化作用を持つビタミンCやβカロテンが豊富に含まれており、老化防止や美肌効果が期待でき、更に葉っぱ100ｇには、牛乳1本分のカルシウムが含まれていて（ほうれん草の約5倍）、骨や歯の味方なのだそうです。



今回は、番組で紹介された、家庭でも出来る「京こかぶ料理」を3品ご紹介（普通のこかぶでも可能）。



「こかぶの和風ポトフ（2人分）」



こかぶ（1個）の皮を厚めにむき、6等分に切り、煮崩れないよう面取りをします。



昆布とかつおのだし汁（400ml）で、こかぶ、人参（1/2本）、じゃがいも（1個）、玉ねぎ（1個）、ベーコン（4枚）を煮て、薄口醤油（20ml）とみりん（20ml）で味付けし、煮上がる直前にこかぶの軸を入れます。



器に盛って、黒コショウ（少々）をふり、刻んだ柚子の皮（適量）をのせたら出来上がり。



「京こかぶ焼きサラダ　京風ドレッシング（2人分）」



白味噌（60ｇ）、砂糖（15ｇ）、酢（30ml）、ごまペースト（小さじ1）、オリーブ油（大さじ1）を混ぜて、ドレッシングを作ります。



こかぶ（1個）は皮付きのままくし型に切って素焼きにします。



焼き色がついたら蓋をして4～5分蒸し焼きにし、塩（少々）とオリーブ油（適量）で味を調えます。



お好みの野菜（水菜、玉ねぎ、ラディッシュなど）、焼いたうす揚げ（1/2枚）と一緒に盛り付け、ドレッシングをかければ完成です。



「菜飯（2人分）」



こかぶの葉（100ｇ）と軸を細かく刻み、サラダ油（大さじ1）でさっと炒めます。



塩（小さじ1）、白ごま（大さじ1）、かつおぶし（3ｇ）、薄口醤油（小さじ1/2）で味付けし、ご飯（茶碗2杯分）と混ぜ合わせたら出来上がりです。



煮てよし！焼いてよし！炒めてもよし！色々な調理方法で、こかぶ料理を堪能してみませんか。