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夏場に急増!「痛風」を防ぐための尿酸コントロール術とは?
2023-07-03 11:57:56
7月2日(日)の健康カプセル!ゲンキの時間では、「痛風」について放送していました。



足に耐えがたい激痛を伴う病である「痛風」。



痛風の発症の引き金となるのは、「尿酸値」だそうですが、特に夏場は尿酸値を上げるアルコールの摂取量が増えることから、発症する人が急増するのだそうです。



一方で、アルコールを摂取しない人でも、痛風は運動習慣や食生活などさまざまな原因で起こり、女性でも発症することがあるのだそう。



今回は、痛風の原因と、痛風を防ぐための尿酸コントロール術についてご紹介します。



痛風の発症の引き金となる尿酸の大元は「プリン体」という物質です。



プリン体は、肝臓で分解され尿酸となって尿や便と共に体外に排出されますが、作られる尿酸が多かったり、排出される量が少なかったりすると血液中に増えてしまうのだとか。



尿酸の正常値は7.0mg/dL以下であり、これを超えると痛風が起こりやすくなるそうです。



夏に尿酸値が上がる原因は

(1)アルコールの過剰摂取:ビールに含まれるプリン体やアルコール自体にも尿酸値を上げる働きがあるため

(2)脱水:汗で脱水状態になると血液濃度が濃くなり、尿酸値も上がりやすくなるため

であることから、水分補給が大切なのだそうで、1時間にコップ1杯の水を飲むなど、こまめな摂取が有効とのことです。



ただし、スポーツ飲料や果物に含まれる果糖は、体内で代謝される際に尿酸が作られるため、運動をしていない時はスポーツドリンクの摂取は控えた方がよいのだとか。



また、筋トレのような無酸素運動は、筋肉を使う時のエネルギー(ATP)が分解されて尿酸が作られてしまうため、ラジオ体操やウォーキングなど軽い運動がおすすめなのだそうです。



そして、女性は女性ホルモンに尿酸の排泄を促進する働きがあることから痛風を起こしにくいそうですが、年齢を重ねることで女性ホルモンの分泌が減少することから痛風を発症しやすくなるのだそうです。



痛風の発症を防ぐにはプリン体が多い食べ物を控えることも大切。



鶏レバー(可食部100g中のプリン体312.2mg)、アジの干物(同245.8㎎)、カツオ(同211.4㎎)、マグロ(同157.4㎎)などはプリン体が多い食べ物。



ただし、プリン体が多いから食べていけないということでなく、健康維持には欠かせない食物であることから、夕飯に1品だけ取り入れるなどバランスを考えて摂取することが大切と解説していました。



また、尿酸値が高い人は「牛乳」を飲むと痛風予防の効果が期待できるのだとか。



牛乳に含まれるたんぱく質「カゼイン」は尿酸値を下げる作用があるそうで、尿酸値は明け方に高くなりやすいことから朝にコップ1杯の牛乳を飲むようにするとよいそうです。



夏場に気をつけたい痛風の発症。対策を知って乗り切りたいものですね。


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