テレビで放映された食材トピックスの中から食材の栄養素やレシピの話題を1つピックアップ。
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2025-07-14 11:48:38

昨年5〜9月に全国で熱中症により救急搬送された人の数は、過去最多の9万7000人以上。
さらに、今年6月から職場での熱中症対策が罰則付きで義務化されるなど、熱中症との向き合い方は新たな局面へ突入しています。
そんな熱中症対策として、番組に出演していた医師は「身体を内と外から冷やす」ことが重要だと解説しています。
今回は、そんな新時代の熱中症対策「冷え活」についてご紹介します。
(1)作業前にエアコンで冷やす
活動前に身体の内部を冷やしておく(プレクーリング)と活動中の深部体温が上がりにくくなるそうです。
(2)涼しい空気を吸う
エアコンの涼しい空気を吸うことによって、身体の中を冷やすことができるそうで、日中だけでなく、寝る時もエアコンで内と外から冷却するのがおすすめです。
温度は28℃以下、湿度は60%以下を保つようにするとよいとのこと。
(3)飲める氷
近年、プレクーリングに有効だと注目されているのが「飲める氷」です。
飲める氷とは、微細な氷と液体が混じった流動性のあるフローズン状の飲料で、氷の塊よりも粒が細かく、身体の内部と氷の接触面積が広くなるため、効率的に身体の内部を冷やしてくれるのだそうです。
番組では飲める氷を作ることができる「アイススラリー冷蔵庫」について紹介されていました。
出かける前や運動前に摂取するとよいのだとか。
最後に、食事面での冷え活として、夏にぴったりの冷や出汁レシピをご紹介します。
「冷や出汁」
水1Lに昆布(2枚)、鰹パック(2袋)を入れて一晩寝かせるだけで完成。
汗で失われた塩分を補い、血液中の塩分のバランスを保つことで体温や水分の調整をサポートすることができるナトリウム・カリウム・マグネシウムがたっぷりしみ出すのだとか。
冷蔵庫で3〜5日保存も可能で、だし巻き卵や酢の物など幅広く活用できるそうです。
そして、この冷や出汁を使った簡単冷え活レシピがこちらです。
「丸ごとトマトの冷や出汁氷がけ」(2人分)
1. トマト(中玉;2個)はヘタをくりぬき、くりぬいた部分を上にしてラップで包み、そのまま冷凍庫で、完全に凍らせる。
2. 冷や出汁(300mL)に塩(2~3g)、醤油・みりん(各小さじ1/2)を入れて1分程度かき混ぜたら、フリーザーバッグ(L)に入れ、みぞれ状に凍らせる。(約1時間半程度)
3. 1のトマトを冷凍庫から取り出し、電子レンジ(600W)で30秒ほど加熱したら皮を剥く。
4. 器に砕いた2の冷や出汁氷を入れてこの上にトマトを乗せたら、さらに砕いた冷や出汁氷をかけて、万能ネギとシソを散らして完成です。
お好みで追い醤油をしてもおいしいのだとか。
正しく冷やす冷え活を通して、暑い夏を健康に乗り切りましょう。