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冬に気をつけたい高血圧に効果的な食材は?
2024-12-21 08:59:18
休日は、これまでの記事からおすすめ記事を再掲載!
2023年冬は血圧が上がりやすい季節。冬は寒さによって血管が収縮してしまうため、血圧が急上昇しやすいのだとか。
高血圧が引き金になりやすい脳梗塞や心筋梗塞による死亡者数はこの時期が最も多いそうです。
■参考:高血圧基準値
・診察室血圧(※病院内で測定した数値)
上 140mmHg以上
下 90mmHg以上
・家庭血圧(※自宅で測定した数値)
上 135mmHg以上
下 85mmHg以上
そして、血圧は同じ数値が終日続くのではなく、普段は基準値内の数値の人も、生活のさまざまな活動によって血圧は上下しており、生活習慣によっては急上昇することもあるそうです。
それを繰り返すと気づかない間に徐々に血管壁が傷つき、動脈硬化などさまざまな病気のリスクがあがるため、高血圧の方はもちろん普段基準値内の人も注意が必要なのだとか。
日常生活に潜む血圧上昇の原因として、番組に出演した医師は以下の6点を挙げていました。
1)二度寝、起床後すぐの行動
人は目が覚める時に血圧が上昇しますが。二度寝をすると、目覚めが二度あることで血圧が二段重ねで急上昇を起こすため、血圧が高くなりやすいのだそう。
朝起きてすぐ活動するのもNGです。
2)夜中目が覚めた時の行動
夜中に目が覚めた時、照明の光などで目が強い刺激を受けると、脳がお昼の時間帯と勘違いして血圧の急上昇を招いてしまうそうです。
3)排便時の力み
排便時の力みは血圧上昇の大きな原因のひとつ。
トイレで力んだだけで、上の血圧が200mmHgを超えることもあるのだとか。
4)悪い姿勢
膝や背中などが曲がっていると、血管が圧迫されて血流が悪くなり血液が心臓に戻りにくくなりますが、心臓は血液が足りないと勘違いして過剰に働き、血圧が上昇してしまうそうです。
5)飲酒
体内に吸収されたアルコールは、分解されて血管拡張作用があるアセトアルデヒドという物質に変化しますが、その効果は一時的なものであり、酔いがさめる頃に反動で血管が収縮し血圧が上昇してしまうのだとか。
推奨されるアルコール量は、ビールなら中瓶1本程度です。
また、おつまみには塩分を多く含むものがあるため、高血圧気味の人は1日の塩分量を6g以下に留めるようにするとよいとのことです。
6)ストレス
ストレスを感じると交感神経が活性化され、血管が収縮し血圧が急上昇するそうです。
そんな高血圧の予防に効果的な食事は、「朝バナナ」です。
バナナにはカリウムが多く含まれており、体内の塩分を尿として排出する「塩出し効果」が期待できるのだそう。
さらに、バナナは食物繊維が豊富であることからお通じがよくなり、排便時の力みによる血圧上昇の予防にもつながるそうです。
その他にも、寝起きに寝床で手足ブラブラさせることや、王様座り(椅子に座りながら足先を伸ばして背もたれに背中をくっつけ頭から足先まで一直線にするのを1時間に1〜2分程度実施)、夜のスクワットもよいとおすすめされていました。
また、血圧が上がりやすい冬には、寒さ対策にも気をつけることが大切とも解説されていました。
さまざまな予防方法を意識しながら、これからの季節の高血圧に気をつけたいものですね。